みなさんは暑中見舞いや残暑見舞い、それに年賀状などを出したりしてますか?
毎年の恒例行事のようにされてらっしゃる方も多いかと思います。
ここで一つ考えてみてください。
私は恒例行事と書きましたが、年賀状だけのお付き合いの方っていらっしゃらないですか?
とりあえず年賀状を出している方と、しばらく疎遠になって年賀状だけになっているけどどうしても付き合いを続けたい方との2パターンに分けられると考えられます。
そんな自分自身の交友関係の中で、今一度より良い交友関係を見直すことも一つの終活です。
その場合、「年賀状じまい」(暑中見舞いなども)をしてみてはいかがでしょうか?
年賀状じまいをすることで自分自身の交友関係の見直しができるようになります。
ここで気を付けないといけないのは、年賀状じまいを相手に送ることで「絶縁された」と勘違いされる場合がございます。
文章の中に
「寄る年波を感じるに至り…」
「高齢により筆をとるのが難しくなりましたので…」
などの文章を添え、
「本年にて年賀状を書き納めとする所存です」
と続けるのがよいかと私は考えます。
また、今後の交流手段として、
「今後はメールや電話等でご連絡頂ければ幸いです」
「以後はSNSにて近況報告を行わせて頂きます、下記のアカウントまでご連絡頂ければ幸いです」
など、今風にLINEやFacebook・インスタグラムを通じての交友を残すようにすれば相手とまた違った交友関係が築くことができる可能性がございます。
この年賀状じまいをするタイミングとしましては「祝年」(喜寿・米寿など)を節目とすることで、さびしい事ではありますが慶賀として相手に伝える事ができると思います。
一番気を付けないといけないのは、年賀状じまいを「交友じまい」には決してしないことです。
年賀状じまいは『儀礼を廃止し、自分にふさわしい方法で人との交流ができるようにするための手段』なのです。
先に私が記載した「より良い交友関係」とは『終活を進めている自分自身にとって、儀礼的ではなく、より良い方法で相手との交友ができるようにする』
そういった意味を持って取り組んでいただければと思います。
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