終活-17~供養の意味

「供養」と普段何気なく使っている言葉の意味をご存知でしょうか?

元々、供養という言葉はサンスクリット語が語源になっているといわれております。
サンスクリット語は仏教発祥の地であるインドの昔の標準語でした。
語源となったサンスクリット語は「プージャー」という言葉で、直訳すると「尊敬」を意味しており、この言葉を意訳したものが「供養」といわれております。
そして、尊敬の念をもって仏様や菩薩・諸天などに供物をささげ、一般では死者の魂に供物を捧げて冥福を祈ることです。
「六種供養」という閼伽(あか)・塗香(塗香)・華鬘(けまん)・焼香(しょうこう)・飯食(おんじき)・灯明(とうみょう)をお供えし、心から捧げることが大切です。
さらに供養には四十九日や一周忌など追善供養があります。
その追善供養は遺族が行うものですが、故人本人としてはどうしてもらいたいのか、それをまとめてみましょう。


真言宗 光堯庵 (ひかりぎょうあん)

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