終活-8~終末医療と延命措置

死というものは誰にでも生きている限り必ず訪れるものです。
実際に死に直面した際にどのような状況になっているかは想像できません。
突発的なことで死に直面する可能性もございます。
そのような状況の際に自分自身の意思表示を相手に伝えることができるのか、そこを考えてみましょう。
終末医療と呼ばれる延命措置を身内の方々はするかどうかといった判断を迫られることもあるでしょう。
私の父親の際も延命措置をするかどうか問われました。それは本当に悩みました。
もう助からないとわかっていながら意識のないまま命を引き延ばすのか、それとも酸素マスクを外してそのまま静かに眠りにつくのか。
私の場合は、最終的に兄からの延命措置をしてほしいという意見で延命措置にしました。
いつかは訪れる現実、それを受け入れるのはとてもしんどいかもしれません。
ですが、それを受け入れてこそ人として人生を生き切ったといえるのではないでしょうか。



真言宗 光堯庵 (ひかりぎょうあん)

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