終活-9~いつも側に

その人によって家族という定義は違ってくると思われますが、「夫婦・親子を中心とする近親者によって構成され、成員相互の感情的絆(きずな)に基づいて日常生活を共同に営む小集団」と一般的に定義されております。

そんな中で忘れてはならない存在、それはペットです。
親兄弟はすでにいない、近い親戚も側にはいない、でもいつも側には愛犬・愛猫がいる、という方も多いと思われます。
人間ではないしもちろん血縁もない、でも常に自分自身の側で寄り添ってくれる愛玩動物はその人にとっては家族同然の存在です。
ただ、考えないといけないのはやはり人間ではないということです。
人間社会においては人ならば保護されるということがありますが、愛玩動物の場合引き取り手が見つからないと処分されてしまう可能性があります。
自分自身にとっては大事な家族でも、他人から見たら一匹の畜生だと認識されてしまいます。
そうならないためにも誰かに託したりできる準備も必要となってきます。
仏教の教えだと人間以外の動物は「畜生」といって卑しい存在だとされております。
しかしそれは人それぞれの認識の違い、今は時代も昔とは移り変わっております。
大切な家族を守るのもあなた自身の役目です。


真言宗 光堯庵 (ひかりぎょうあん)

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