2022.07.30 02:55終活-14~保険の取り扱い皆さんが加入の様々な保険、この保険というものはさかのぼること紀元前にはすでに存在していたことはご存知でしょうか?2000年以上前のバビロニア帝国では保険というものが存在して、昔の人たちも今の我々と同じくリスクに備えていた、といえます。いつ何が起こるかわからないから備えとして加入する保険、今ではたくさんの種類の保険が存在し、私たちのリスクに対する備えとして存在しております。そんな保険もどのような保険に加入しているか把握しておかないと、いざという時にその保険が意味をなさない可能性がございます。生命保険に加入していても、それに加入しているということが遺族に伝わらないと保険金が出るという認識までなかなかたどり着けません。同じく、自動車保険もそうです。とりまとめ...
2022.07.26 07:52仏教起源の「お盆」とは(修正版)お盆とは「盂蘭盆会」(うらぼんえ)の事で、盂蘭盆経(うらぼんきょう)が起源です。 –仏説盂蘭盆経の話より–お釈迦様の十大弟子に「神通力第一」、今で言うところの超能力No.1(笑)と言われた「目連(もくれん)」がいました。ある日 目連は亡くなった自分の両親が、どのように生まれ変わったか知りたくなり得意の神通力で死後の世界を映し出します。父は天上界に生まれ変わっていましたが、母は餓鬼道に堕ちた姿が映し出されました。 餓鬼道とは、仏教の考えにおいては餓えに苦しみ、欲望に苦しむ満たされないまま餓えや渇きに苦しみもがき続ける世界です。 母は、餓鬼道に堕ちて餓えや渇きに苦しみしかも逆さに吊るされて、鬼達からの責め苦を受け無惨な姿に成り...
2022.07.25 12:32写経写経をすると気持ちが落ち着きます。最近はいろんなことがありすぎて、ちょっと気持ちが落ち着かなくなってました。そんな時にふと、金の筆ペンを購入していたことに気づきました。久しぶりに行う般若心経の写経。慣れないペンで一文字一文字書いていきます。一時間ほどすると、いつの間にか書き上がっていました。夢中になるというのは、無中になること。それが大事なことなのだと、改めて気づかされました。合掌
2022.07.23 02:56終活-番外編2 ~年賀状じまい~みなさんは暑中見舞いや残暑見舞い、それに年賀状などを出したりしてますか?毎年の恒例行事のようにされてらっしゃる方も多いかと思います。ここで一つ考えてみてください。私は恒例行事と書きましたが、年賀状だけのお付き合いの方っていらっしゃらないですか?とりあえず年賀状を出している方と、しばらく疎遠になって年賀状だけになっているけどどうしても付き合いを続けたい方との2パターンに分けられると考えられます。そんな自分自身の交友関係の中で、今一度より良い交友関係を見直すことも一つの終活です。その場合、「年賀状じまい」(暑中見舞いなども)をしてみてはいかがでしょうか?年賀状じまいをすることで自分自身の交友関係の見直しができるようになります。ここで気を付けないといけないの...
2022.07.17 06:17十一面観音菩薩「観音(人々の声を広く聞き、見る)菩薩(修行中の仏さま)」の一種。 菩薩の中でも「観音菩薩」は求められればどんな姿にも変わって人々を救うという象徴的な意味を込めて33の姿に変身できると言われている仏さまで、勢至菩薩と共に阿弥陀如来のそばで脇侍(わきじ)を務め、阿弥陀三尊像をつくります。お釈迦さまが悟りをひらくまえの王子さま時代をモデルにした菩薩の姿ですからまだ修行中ですし、悟りの境地に至った如来よりも人間に近く、親しみやすい存在です。十一面観音菩薩は正面の顔の他に頭の上に10もしくは11の顔をもっています。この顔で世の中の困っている人のことを絶対見逃さない、360度のあらゆる方角を常に見て、衆生のどんな苦難も見逃さないという意味です。また、観...
2022.07.16 02:43終活-13~貯金や引き落としの管理次は自分自身の預貯金などについて考えてみてください。※ただし、情報自体は見えるところに保管するのではなく、本当に信用できる身内の方にだけ、どこに情報を保管しているかを口頭で伝えるにとどめておきましょう。私も大変苦労したのですが、父親が亡くなった後にどこの金融機関に口座を持っていて、どこで何が引き落とされているのか全く分かりませんでした。貯金口座というものは何年も放置をすると消滅してしまうので、元気なうちに使用していない口座を解約して、一つか二つにまとめておきましょう。また、自動引き落としもストップしてしまいます。今の引き落とし内容を見返すと同時に情報をまとめてみましょう。
2022.07.09 03:01終活-12~自分の葬儀 その3コロナ感染症によって様変わりした葬儀スタイル。またいつ何が発生するかわかりません。近年うわさされていることは南海トラフが発生するのではということ。他にも世界情勢も不安定な状況が続いております。ニュースなどを見て気持ちが落ち着かないことがあるからこそ、落ち着いて進めていかないといけません。慌てていろいろなことを進めてしまい、思わぬ落とし穴や自分自身の意図することと相違が発生してしまうかもしれません。今回は非常事態が発生した状況と、安定した以前の葬儀形式での状況を考えて記入してみましょう。落ち着かない時だからこそ落ち着いてゆっくりとした気持ちで、自分自身の思いをまとめていくことだ大事です。
2022.07.05 13:21名古屋大観音 金龍寺今日は私の師僧のお寺「金龍寺」様にお邪魔いたしました。長谷寺の境内の側に生えていた霊木から造られた大きな十一面観音様が御本尊です。私の庵の御本尊は、この観音様と同じ霊木の端材で彫られた十一面観音様です😃金龍寺様は「名古屋大観音」で検索すると出てきますよ❗️
2022.07.02 02:55終活-11~自分の葬儀 その2最近はインターネットやスマートフォンなどの普及に伴って、いろんなことが簡単に検索できて情報を得ることができます。葬儀社にしても派遣僧侶にしても、ちょっと調べるだけですべてが完結してしまいます。しかし、ここで考えないといけないのは、「得ることができる情報は表面的な部分だけである」ということです。昨今では口コミというものが幅広く浸透しています。口コミはあくまで判断材料の一つでありますが、決定づけるものではございません。一番大事なのは「人」であるということです。たとえば、インターネットで検索した三ツ星レストランにいってみたとします。その感想は「美味しかった」、表面上の評判だけで判断するとそれだけの感想しか得られないかもしれません。まず何を優先するべきか、それ...