2022.10.24 02:46久しぶりの仏画~阿弥陀如来~久しぶりに仏様の絵を描きました🙂山の向こうから娑婆世界を見守る阿弥陀如来像です🙏阿弥陀如来は阿弥陀定印が有名ですが、これは説法印または転法輪印と言って阿弥陀様が説法している姿です。阿弥陀定印で一番有名なのは、鎌倉の大仏かな😀他にも施無畏与願印といって、右手を上にあげて掌を前に向け、左手を下に向け掌を広げた立像なども。阿弥陀如来(あみだにょらい)とは?無限の寿命を持つことから無量寿如来ともいいます。限りない光(智慧)と限りない命を持って人々を救い続けるとされており、西方極楽浄土の教主です。四十八願(しじゅうはちがん)という誓いを立て、その中には「南無阿弥陀仏」と唱えたあらゆる人々を必ず極楽浄土へ導くとあり、広く民衆から信仰されました。ちなみに他力本...
2022.10.22 02:59終活-19~分骨・散骨お墓への埋葬の際に使用される骨つぼ、これも最近ではインテリアになるようなおしゃれなものがございます。遺骨を分骨してお墓に埋葬するのと手元に残すのとを分けられる方がいらっしゃいます。そういった方たちに向けての配慮として作られるようになったそうです。昨今ではほかにもペンダントの中に入れたり指輪に加工したりもするそうです。遺族の方々の想いを汲み取ることも大切ですが、あなた自身はどうしてほしいのか、それが一番重要な部分となります。今のうちに自分自身の気持ちを取りまとめておきましょう。
2022.10.18 01:08お坊さんの呼び方の種類まず最初に、和尚とは僧侶の敬称として使われている言葉です。 ただし、僧侶の全てが和尚に該当するわけではありません。 和尚は毎日の修行を積み重ね、一人前の僧侶として認められた人を意味しています。 一部の地域では「おしょうさん」という言い方が詰まり「おっさん」「おっしゃん」「おっさま」などと呼ばれることもあります。 「和尚(おしょう)様」と呼べる宗派は、浄土宗・臨済宗です。和尚と書いて天台宗は「かしょう様」、真言宗は「わじょう様」と呼び、曹洞宗は「方丈(ほうじょう)様」。日蓮宗は「ご上人(しょうにん)」と呼ぶのが正式です。因みに浄土真宗は頭を坊主に致しませんのでお坊さん・和尚さんという呼び方は控えましょう。浄土真宗では「院家・院住・御前・御院」な...
2022.10.03 10:57マレーシアにて護摩を修法9月中旬から下旬にかけてマレーシアに渡航しておりました。マレーシアにある寺院から護摩を焚いてみないかという依頼を受け、普通ではこのような依頼はありえない話なのでありがたくお受けさせていただきました。いざ到着してみると、護摩のための仏器どころか壇すらない状況でしたのでかなり焦りましたけど、急いでお寺の人に言って注文をしてもらい、当日までには形を作ることができました。普段とは違う国・環境下での護摩の修法でしたが、最高に良い護摩を焚くことができたと感じております。なぜならば、集まっていた多くの信徒さんは初めて見る護摩に興味深く見いっているだけではなく、心からお祈りする気持ちで私の心と通じあっていたような気がするからです。再度きて欲しいというご依頼もいただき、...
2022.10.02 02:35ひと言ひと言でわかるご真言元々「真言」とは、サンスクリット語のマントラの漢訳で、「仏の真実の言葉」という意味で訳されたものです。たとえば、一番有名なお経である「般若心経」の最後にある「羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶」も真言の一つです。お大師様は真言について「真言は、不思議なものである。本尊を観想しながら唱えれば無知の闇が除かれる。わずか一字の中に千理を含む。この身のままで真理を悟ることができる」と記されております。真言のはじめによく見かける「唵」(おん)という文字は、元々はインド古来の神々に対する呼びかけの間投詞でありました。それが密教に取り入れられたことで仏教では真言の初めの音、たとえば「唵あびらうんけんばざらだとばん」などのように用いられることとなりました。ま...